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地域の資源で集落再生を

高島で水源の里フォーラム
炭焼き文化の復活など高齢・過疎集落の取り組み例を学ぶ参加者ら(高島市・安曇川公民館)

 高齢・過疎集落の再生の取り組みを学び合う高島市の「みんなで語ろう水源の里フォーラム」が2日、同市の安曇川公民館で開かれ、市民ら約100人が参加した。

 高齢者が45%以上いる市内16の集落・地域でつくる水源の里連絡協議会が主催した。

 市内集落の事例報告では、マキノ町野口区の古本勇義区長(75)が、昨年取り組んだ「炭焼き文化復活」を報告。住民の話題の中から、かつて生活の中にあった木炭作りを復活、販売まで至った経過を紹介し、「区ならではの生活の知恵を、世代交流に生かしていきたい」と話した。

 今津町椋川区と朽木針畑地域も、地域の資源を生かした取り組みを紹介した。

 これを受けて、過疎地域活性化の先進地として知られる鹿児島県鹿屋市・柳谷自治公民館長の豊重哲郎さん(69)が地域づくりについて講演した。

 「そこでしかできないことが『地域ブランド』。大切な文化を生み育てていく図書館の役割をお年寄りが果たし、住民総参加で取り組むことが大切」と話した。

【2011年3月3日掲載】