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酒かす飴、好評

“学園大ブランド米”で開発 亀岡
「大槻並」の酒かすを使った「花麹飴」。甘酒のような風味が後を引く(亀岡市曽我部町・京都学園大)

 京都学園大(亀岡市曽我部町)の学生らが、同市西別院町の大槻並(おおつくなみ)地区で育てた酒米で開発した純米酒「大槻並」の酒かすから作った「花麹(こうじ)飴(あめ)」が好評だ。甘酒に似た独特の風味とソフトキャラメルのようなやわらかな食感が後を引き、お酒を飲めない学生から人気を集めている。

 「大槻並」は、同大学のブランド商品開発と、限界集落である大槻並地区の里山振興を目的にした共同研究の一環。バイオ環境学部の学生が昨年、大槻並などの田んぼで酒米の田植えから収穫までを体験し、丹山酒造(同市横町)の職人が持ち込まれた酒米を醸造させて完成させた。

 醸造の際、酒かすが残った。新しい商品づくりに生かせないかと知恵を絞ったところ、「お酒を飲めない人でも、気軽に味わってもらえるだろう」と、「右党」も好みそうな飴(あめ)に行き着いた。

 三重県伊勢市のキャンデーメーカーが製造。酒かすに大槻並を加え、甘い口当たりの中に純米酒の風味が漂う豊かな味に仕上げた。飴は関係者に配ったほか、約100袋(1袋約20個入り、200円)を大学食堂内の学生ショップ「京學堂」で試験販売。予想以上に売れ行きが好調で、現在、第2弾の入荷待ちという。

【2011年4月27日掲載】