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水源の里産の山ブキをつくだ煮に

綾部 春の寒さでようやく仕込み
手際よく山ブキの仕込み作業をする人たち(綾部市睦寄町)

 綾部市の「水源の里」で採れた山ブキを使って、特産のつくだ煮の仕込み作業が今年も、第三セクター会社「緑土(りよくど)」が運営する工房で始まった。春の寒さで平年より1週間から10日ほど生育が遅れたが、6月中ごろまでに3トンほどを仕込み、地域振興を目指す。

 今季初日の18日に352キロが同市睦寄町のふるさと味あやべ工房に届いたのに続き、23日は老富町内や五泉町内などの水源の里から636キロが軽トラックで運ばれた。

 さっそく、緑土と地元の人たち9人が手分けして、丁寧に水洗いしたあと裁断機で長さ4センチほどに切りそろえ、塩漬けにした。

 3〜4日ごとに集荷して作業し、3〜4カ月寝かせてから塩抜きしたあと、しょう油などで煮込む。

 製品は袋詰めにして市内の観光案内所や大阪市のデパートなどで販売され、人気がある。

【2011年5月24日掲載】