京都新聞TOP > 政治・社会アーカイブ > 過疎に生きる「水源の里シンポ」
インデックス

「水源の里」を視察

カンボジア閣僚ら綾部に
ぜんざいを味わいながら、渡邉自治会長(右端)から地域の取り組みについて説明を受けるセタ副大臣(左端)ら一行=綾部市睦寄町

 内戦からの復興に取り組むカンボジア内務省のサク・セタ副大臣ら4人が30日、綾部市を訪れ、過疎高齢化の中で地域振興に取り組む「水源の里」や、市内の先端企業を視察した。

 同副大臣のほか、フー・タイエン計画省副大臣、リブ・ブンハイ経済財務省副長官、内務省のソ・ムニラクサ副チーフで、国際協力機構(JICA)が招いた。一行は市役所で、山崎善也市長から市の概要説明を受け、「水源の里」の一つで5世帯6人が暮らす睦寄町古屋地区を訪れた。

 自治会長の渡邉和重さんが、トチの実を使った特産品づくりなど活性化の取り組みを紹介すると、一行は「市の支援は」「病気のときの対応は」など熱心に質問。住民手作りのぜんざいを味わい、和やかに歓談した。

 セタ副大臣は「農村と都市が共に発展することが均衡ある国づくりに欠かせず、地方自治体の重要な役割を感じた」と話していた。一行は11月29日に来日。2日まで滞在し、府内を視察する。

【2012年11月1日掲載】