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「田舎で働き隊!」スタート 

綾部に全国から35人 里山整備や酪農体験
現地を訪れ、村上さん(右)から地域農業の現状について説明を受ける若者たち=綾部市小畑町

 若者と農山村を結ぶ「自耕実践『田舎で働き隊!』」の取り組みが十日、綾部市鍛治屋町の市里山交流研修センターで始まった。若者が三日間、綾部の関係住民とふれ合いながら里山整備や酪農などを体験する。

 NPO法人(特定非営利活動法人)「地球緑化センター」(東京都)が希望者約二百人を全国八カ所に派遣。綾部市には東京、千葉、岡山、福岡などから大学生や会社員ら三十五人が集った。

 参加者は同研修センターで自己紹介の後、四つのグループに分かれて地域おこしなどに取り組む地元住民からそれぞれの活動について説明を受け、現地も訪れた。このうち、農業村上正さん(72)=同市小畑町=は夏になるとホタルが飛び交う小川や地域住民が守ってきた水田、散策道などを案内した。

 参加した会社員中田安美さん(26)=茨城県牛久市=は「将来は農業にかかわりたいと思い参加した。綾部の自然はきれい」と話していた。

 十一、十二日には枝拾いや落ち葉掃きなどアカマツ林整備のほか、牛のえさやりなど酪農や石窯でのパン焼きなどを体験。地域活性化に取り組む市内の農家や四方八洲男市長らと意見交換もする。

【2009年3月11日掲載】