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こいのぼり 集落の空彩る  南丹「考える会」

活性化願い 15軒が協力
集落の活性化を願って、元気に泳ぐこいのぼり(南丹市美山町長谷)

 過疎に悩む南丹市美山町長谷の住民が、地域活性化の願いを託して「こいのぼり」を揚げている。

 長谷は同町の中央部、美山川(由良川上流域)左岸沿いの細長い集落。約六十戸の民家があるが、住民の高齢化とともに空き家も出始めている。

 一昨年に約十人の役員で「あしたの長谷を考える会」を結成。地域活性化と景観づくりを兼ね、住民に「子どもらが大きくなっても、こいのぼりをしまい込まず、揚げよう」と呼び掛け、昨年から集落の空を彩っている。

 二年目の今年は四月中旬から揚げ始め、約十五軒の民家が協力して、庭先にこいのぼりを高く掲げている。

 同会の川勝仁司会長(60)は「川の対岸からもよく見えて、評判も上々です」と地域盛り上げの手応えを感じている。こいのぼりは六日まで揚げる。

【2009年5月2日掲載】