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ウトロ町づくり課題報告 宇治で集会

聞き取り結果説明
ウトロ地区の住環境整備に向けた新たな構想などが説明された報告集会(宇治市・府立城南勤労者福祉会館)
 在日韓国・朝鮮人が多く住み、今年2月に長年の土地問題が決着した宇治市伊勢田町ウトロ地区の住環境整備に向けた調査報告集会が23日、同市の府立城南勤労者福祉会館で開かれた。住民への聞き取り調査などで見えてきた課題などが報告された。
 調査はウトロ町内会メンバーでつくる「ウトロ町づくり協議会」が実施した。2009年度に第1回調査を行い、昨年5月に中・低層型の改良住宅や福祉医療施設などを盛り込んだ構想案を発表している。本年度は2回目の調査を実施し、住民へのより具体的な聞き取りなどを行った。
 集会では、住民の公営住宅への入居意向などの聞き取り調査の結果や、多様な住宅プランがあることなどが説明された。また、行政と協働する関係づくりの構築などを課題に挙げた。
 ウトロ地区をめぐっては、今年2月までに、募金や韓国政府の支援などで住民側と韓国側の財団が土地の約3分の1を購入した。今後、行政を交えた住環境整備対策が進む。
【2011年1月1日掲載】