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秋の収穫祭で交流 過疎高齢化進む綾部・古和木地区

元気に 笑顔を もちつき楽しむ
もちつきを楽しむ古和木地区の住民たち(綾部市故屋岡町)
 綾部市故屋岡町の古和木地区の秋の収穫祭が二十九日、古和木公民館で催された。同地区は、六十五歳以上の高齢化率が八割を超え、過疎高齢化が進む。住民らは「元気を出して集落に笑顔を」と集まった。
 古和木は、市が「水源の里」として今年四月に条例を施行し、活性化を図っている限界集落の近くにあり、市東部の奥上林地区に位置する。市によると人口は六十七人で高齢化率82%。水源地域にあたり、高齢化率、市役所からの距離とも、市の「水源の里条例」の条件を満たしているが、戸数が多いため対象からはずれている。
 収穫祭は、奥上林地区で高齢者に憩いの場を提供しているボランティアグループ「ミズメ」が主催。二年前から毎年、開いている。
 公民館には、地区の住民約四十人が集まり、ヨモギのもちつきで交流。クリやアズキのあんでくるんだもちのほか、いのしし汁や、手作り弁当を囲んで明るく会話を弾ませた。ミズメのスタッフで同地区住民の佐々木うめのさん(67)は「水源の里の住民も、活性化に向け取り組んでいるし、同じような状態の古和木も、頑張っていきたい」と話している。

【2007年10月30日掲載】