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集落再生の願い 全国に発信

水源の里連絡協 情報誌を創刊
全国水源の里連絡協議会がつくった情報誌「水の源」の創刊号
 過疎高齢化が著しい限界集落など百五十五市町村でつくる「全国水源の里連絡協議会」(会長・四方八洲男綾部市長)は二十八日、情報誌「水の源(みなもと)」の創刊号と、全国水源の里基金の募金箱を関係市町村に送った。集落の再生に役立てる。
 同連絡協議会は、限界集落を「水源の里」として活性化を図る綾部市の取り組みをきっかけに昨年、発足。国への政策提言や情報交換を進めている。
 水の源は、各地の水源の里の情報を全国に発信することで、集落や都市部の住民の間に再生に向けた機運の輪を広げるのが狙い。環境問題や農業などに詳しい綾部市在住者を中心にした編集委員会が製作に当たった。
 京都へ海産物を運んだ「鯖街道(さばかいどう)」が通る福井県若狭町熊川、美しい棚田が広がる徳島県佐那河内村の「水源の里」の各リポートをはじめ、綾部市の集落の住民と四方市長による座談会も掲載した。
 A4判、二十ページで四千部作製し、年四回発行する。経費は全国に置く募金箱などで集めた全国水源の里基金を充てる。加盟の各自治体や国などに配布するほか、一部三百円、年間千円でだれでも購読できる。申し込みは同協議会事務局・綾部市の上林いきいきセンターTEL0773(54)0095。

【2008年4月27日掲載】