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限界集落 市民の力で元気に!

滋賀県内で初 米原市が再生条例 制定向け 来月検討委

 米原市は限界集落とされる過疎地区を保護、再生させる「水源の里条例」(仮称)の制定に向け、六月に条例を検討する委員会を発足させる。同様の条例は綾部市が二〇〇六年十二月、全国に先がけて制定している。滋賀県内では初めて。 米原市で限界集落とされるのは吉槻(五十一世帯)と甲津原(四十四世帯)の二地区。吉槻は六十五歳以上の割合が53・04%、甲津原は同51・79%で、このほか、予備軍とされる五十五歳以上の割合が50%を超える地区が大久保、西坂、万願寺など九地区ある。
 条例は、これらの地区を市民一丸となって守り、暮らす人々に元気を取り戻してもらうのが狙い。
 検討委員会は自治会や農林業、事業所、民生委員、観光協会などの各代表者、中山間地域の研究者と公募委員の計十三−十五人を予定。六月中旬から半年かけて七、八回程度の会議を重ね、水源の里振興のための基本的理念や方向性を検討する。平尾道雄市長は「難題だが、農林業の担い手の確保なども含めた策を講じたい」と話している。
 公募委員(二十歳以上)は三人で、応募は二十六日まで。
 問い合わせは市総合政策課TEL0749(52)6626。

【2008年5月3日掲載】