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地域活性化で佛教大学と協定

美山町福居の4集落
南丹市美山町で「ふるさと共援組織」を立ち上げ、限界集落を訪れた佛教大と地元関係者(同町山森)
 過疎、高齢化が進む京都府南丹市美山町の福居地区4集落(庄田、脇、熊壁、山森)と佛教大が31日、一緒に地域活性化に取り組む組織「百日紅(ひゃくじっこう)の里 福居」を立ち上げた。府が本年度に制度化した「ふるさと共援活動」事業の一環で、特産品開発、自然や伝統文化の保存を進める。
 同事業は、既に舞鶴市松尾と京都大大学院、京丹波町長瀬と近畿大など7地域で始まっている。美山町福居と佛教大は、予定では最後となる八地域目。本年度中に活性化計画を作成する。
 協定調印式を同日、南丹市美山支所で行い、佛教大、福居振興会、府の関係者ら約20人が出席。同市の中島三夫参与(美山支所長)が「限界集落は住民の半数以上が65歳以上といわれるが、数字でなく心の過疎を何とかしなければ」と、あいさつした。佛教大の福原隆善学長と福居振興会の土本春男会長が協定書に署名した。
 福居4集落は住民計100人余りで、約52%が65歳以上。関係者は調印後、早速、4集落を訪れ、農地や景観の現状を確かめた。

【2008年11月1日掲載】