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米原市水源の里条例

骨子案を答申
押谷茂敏会長(左)から答申を受け取る平尾道雄市長(米原市役所米原庁舎)
 米原市の限界集落地区を活性化させる「水源の里に関する条例」(仮称)検討委(押谷茂敏会長)は31日、条例の骨子案をまとめ、平尾道雄市長に答申した。
 同様の条例があるのは、綾部市と宮崎県日之影町の二市町。検討委は自治会、農林業、観光協会の代表者や公募委員、有識者ら14人。6月中旬から会議を重ね、理念や方向性を検討してきた。
 答申は、伊吹山や霊仙山からの水が市内を流れ、琵琶湖へ注ぐ米原市全域を「水源の里」と定義。活力が低下している地域に、市民一丸となって▽地域イメージの再生と発信▽活性化に取り組む人を増やす交流の推進▽特産品開発や農林業に従事する人材の育成と支援▽雇用を創出するための起業支援−などの基本方針に基づく支援策を講じる、とした。
 「水源の里」条例を持続的なものとすることも盛り込んだ。
 平尾市長は「ぜひ条例を制定し、前向きなまちづくりに生かしたい」と話した。条例案については12月からパブリックコメントを募集し、市民フォーラムを開いた後、09年2月に市議会に提案するという。

【2008年11月1日掲載】