京都新聞TOP > 政治・社会アーカイブ > 過疎に生きる「水源の里シンポ」
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地域の魅力知る学習 本に

中学教諭 綾部での活動まとめる 生徒と地元の交流紹介
自著「水源の里 綾部で文化を紡ぐ」を手にする吉田教諭

 福知山市立日新中の吉田武彦教諭(50)がかつて勤務した綾部市の東綾中での取り組みをまとめた本「水源の里 綾部で文化を紡ぐ」をこのほど出版した。地域の魅力を再発見する活動や、楽器を通じた国際交流などを紹介している。

 東綾中は山家地区と口上林地区を校区に持つ全校生徒53人の小規模校。1999〜2006年度に勤務した吉田教諭は、過疎化が進む地域での学校のあり方を考えてもらおうと本を出版した。

 校区内のおすすめスポットを伝えるポストカードづくり、古道の散策や特産品をPRするCMづくりなど、生徒が地域とかかわった取り組みを掲載。地元に伝わる太鼓と朝鮮半島の楽器との共演を通じた舞鶴朝鮮初中級学校との交流も記した。

 吉田教諭は「地域の良さや価値を知ることが子どもたちの古里への愛着を生み、地域で生きることにつながる」と話す。

 A5判で231ページ。ウインかもがわ刊。本体価格1500円で販売。問い合わせはふるさとの駅かんばやしTEL0773(45)1550。

【2009年9月17日掲載】