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水源の里で苗木植え

京の住民らボランティア 綾部
「水源の里」でトチの苗木を植えるボランティア(綾部市睦寄町)

 「水源の里」として知られる綾部市睦寄町の古屋地区で27日、地元住民がトチの苗木を植える作業に、京都市などからボランティアが参加し、心地よい汗を流した。

 府中丹広域振興局などが呼びかけて、府北部のほか京都市や宇治市、神戸市などからボランティア30人が集まった。古屋地区には高齢者を中心に6人が暮らし、トチの実のおかきなどを作って活性化に取り組んでいる。

 参加者は渡邉和重自治会長(58)の指導で約1メートルのトチの苗木15本を植え、シカなど鳥獣防止のネットで木を囲った。土砂が覆った道路をシャベルなどできれいにしたり、まき割りも行った。

 作業終了後は、トチの実の皮むきを体験し、住民が作ったトチもちのぜんざいを味わって、互いの労をねぎらった。京都市南区の会社員長岡由佳さん(31)は「秋には古屋のおばあさんと一緒にトチの実を拾いたい」と、別れを惜しんだ。

【2010年3月28日掲載】