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水源のフキ 寝かせておいしく

綾部・つくだ煮仕込み始まる
フキのつくだ煮の仕込み作業に取り組む地元住民(綾部市睦寄町)

 綾部市の「水源の里」で採れるフキを使った特産のつくだ煮の仕込み作業が、今年も同市睦寄町のふるさと味あやべ工房で始まった。6月中旬までに約3トンを仕込む予定で、地元の産業を振興させ、過疎高齢化の解消と地域活性化を目指す。

 つくだ煮は、あやべ温泉を経営する市の第三セクター・緑土(りょくど)が3年前から生産、販売している。今年は天候の影響でフキの成長が10日ほど遅いといい、初日の12日に使われたのは約150キロ。緑土のスタッフに住民10人ほども加わり、丁寧に水洗いしたあと、裁断機で長さ約4センチに切り分け塩漬けした。毎週2回作業して、半年ほど寝かし、しょうゆなどで煮詰め仕上げる。

 製品は「あやべ水源の里 山ぶき」(500円)として、JR綾部駅前の観光案内所や睦寄町のあやべ温泉などで通年販売している。

【2010年5月14日掲載】