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笠置町など推進へ協議会 雑木、わき水利用

山林で発電、育て農作物

 京都府笠置町は、切山地区の山林の雑木や、地滑りの原因となるわき水を使って発電し、農作物を生産する取り組みに着手する。同志社大や地域計画建築研究所(本社・京都市)との共同事業。関係機関が2日、構想推進に向けて協議会を発足させた。

切山地区は地滑りの危険区域で、山林の手入れも行き届かないのが現状という。町は雑木などの有効活用で過疎地域の活性化を目指す。

 構想によると、雑木や生ごみなどを原料にガス化装置やガス発電装置を使い、可燃ガスや電力を生成。わき水で水力発電も行う。これらのエネルギーを地区内の工場で利用し、トマトやシイタケ、イチゴなどを栽培したいという。

 本年度は、環境省の「低炭素地域づくり面的対策推進事業」の委託を受け、構想実現の可能性を調査、検討する。松本勇町長は「町の資源を生かし、地域の活性化を図りたい」と期待を寄せている。

【2010年6月3日掲載】