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川すっきり アマゴ放流

綾部「水源の里」活性へ 学生、住民と交流
アマゴの放流を体験する大学生(綾部市睦寄町)

 京都市と大阪府の学生が12日、過疎高齢化の解消を目指す「水源の里」、綾部市睦寄町の古屋地区を訪れ、川の清掃やアマゴ放流などで住民と交流した。

 住民や綾部市でつくる水源の里連絡協議会が主催。立命館大と大阪国際大の学生計9人が、過疎集落の観光を通した活性化を考える実習の一環として訪問した。

 タオルを首に掛け長靴姿の学生は、地元の人たちとともに、地区内を流れる古屋川べりを約300メートル歩き、倒れた木や落ち葉などを拾い集めながら、6人の住民のうち5人が80歳以上、最も近い集落まで5キロ以上あるといった話を聞いた。

 午後、10センチほどのアマゴ6700匹を乗せたトラックが到着すると、学生らはバケツで丁寧にすべて放流した。放流後は、住民が用意したトチもちのぜんざいを味わい、互いの労をねぎらった。

 立命館大3年の山崎優佳さん(20)=京都市左京区=は「貴重な体験ばかりだった。おばあさんとの会話が楽しかった」と話した。

【2010年6月13日掲載】