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流域の連携交流を 水源の里シンポ

活性化アピール 北海道
水源の里の活性化について話し合われた「全国水源の里シンポジウム」(北海道美深町)

 過疎高齢化が著しい集落の活性化について話し合う「第4回全国水源の里シンポジウム」が26、27の両日、京滋の自治体も参加して北海道美深(びふか)町の町文化会館などで開かれた。住民らの活動報告やパネル討論会、現地視察などがあった。

 同シンポは2007年に綾部市で初めて開かれ、福島県喜多方市、島根県大田市に続き4回目。全国水源の里連絡協議会(会長・西嶋泰義大分県佐伯市長)に加盟する172自治体のうち、京滋の綾部市や長浜市、高島市など40の自治体の職員や住民ら約350人が参加した。

 北海道大の寺沢実名誉教授による「水源の里の魅力」と題した基調講演や地元の住民3人による活動報告が行われた。農業のあり方について消費者、生産者、行政などの立場から話し合うパネル討論会では「食の安全には水源をきれいに守ることが必要」などといった意見が出された。

 また、「流域間の情報交換、交流、連携を通じ水源の里の活性化に向けた取り組みを行う」などの大会アピールを決議し、美深町周辺にある水源の里の視察も行われた。

 シンポでは「第4回全国水源の里シンポジウム」の書道コンクールの表彰式もあり、最優秀賞には綾部市相生町の岸見敏子さんの作品が選ばれた。

【2010年9月3日掲載】