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南丹の過疎地域に力を

集落支援員、初の研修
集落の維持・活性化を図ろうと、初めて開催された集落支援員の研修会(南丹市役所)

 過疎化や高齢化が進む集落の維持・活性化を図る「南丹市集落支援員」の初めての研修会が27日、市役所で行われた。今後、園部・八木・日吉・美山の地区ごとに配置された支援員が活動を開始し、集落の実態調査や、活性化策の提言を行っていく。

 支援員は、国の過疎問題懇談会の提言にもとづく事業で、南丹市では園部・八木・日吉地区に各1人、美山地区に2人の計5人を配置。▽集落の巡回・点検による課題の把握▽集落維持・活性化のための助言や支援▽住民や行政、集落の連絡調整−などを行う。

 研修会には、支援員を含めて市や府職員ら14人が出席。市全域における集落の現状が紹介された。7月段階で全集落184のうち、16集落が65歳以上の人口比50%以上の限界集落、94集落が55歳以上の人口比50%以上の準限界集落。道路や農地、山林の維持管理や伝統文化の継承が困難な集落も出ているという。

 集落支援員は全国134市町村で導入。府内では京都市4人、福知山市1人、宮津市3人、京丹波町2人が活動している。

【2011年9月28日掲載】