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談笑なごやか 歓迎会

綾部、水源の里に2家族移住 集落活性に期待寄せ
住民手作りの花束などを贈られる橋本さん、プルマンさん一家(綾部市老富町)

 過疎高齢化が深刻な綾部市の水源の里・老富(おいとみ)町に、都会から移り住んだ二家族の歓迎会が十八日、老富会館であった。新住民となった子どもたちの元気な声も聞かれ、地域の人たちは集落の活性へ期待を寄せた。

 移住したのは同町市茅野(いちがや)の橋本光弘さん(40)一家八人と、同町大唐内(おがらち)のプルマン・ボリスさん(40)一家三人。市の定住促進住宅に住み、橋本さんは西宮市、プルマンさんは尼崎市から、田舎暮らしを求め転入した。幼児ら子どももいる。

 両家族の加入により市茅野の高齢化率は六世帯十人で100%だったのが55・5%に、大唐内も十八世帯二十七人で74・1%の同率が66・6%にダウン。

 歓迎会は老富町の三自治会(大唐内、市茅野、栃)主催。住民ら約五十人が参加し、渡辺光男・大唐内自治会長や酒井聖義・水源の里連絡協議会長が「来てもらいうれしい。地域に溶け込み、子どもさんの良いふるさとに」とあいさつした。

 両家が自己紹介を兼ねて「人の温かさを実感しています」などと感想を述べ、地域の婦人たちから手作りの花束やペンダントを受けて涙ぐむ場面も。続いて四方八洲男市長が「苦労はあると思うが、遠慮なく相談してほしい。市民挙げて大歓迎します」と祝辞。この後、住民が作った山菜の天ぷらなどを囲んで和やかに歓談した。

【2009年4月19日掲載】