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フキのつくだ煮仕込みピーク 綾部・水源の里特産 

住民ら作業に励む
集まった大量のフキを使ったつくだ煮の仕込み作業に励む地元住民ら(綾部市睦寄町)

 過疎高齢化が顕著な綾部市の「水源の里」で採れたフキを使ったつくだ煮の仕込みが同市睦寄町の製造工房でピークを迎えている。あやべ温泉を経営する第三セクター緑土(りょくど)が一昨年から生産、販売しており、緑土が管理する工房には多くのフキが集まり、地元住民らが作業に追われている。

 水源の里は市が再生を支援している「限界集落」。睦寄町古屋など市東部の五集落に今年から七集落が加わっている。

 緑土は、水源の里の産業振興につなげようと、昆布を加えたフキのつくだ煮「あやべ水源の里 山ぶき昆布」(百グラム=五百円)を一昨年十月から売り出している。

 製造工房には、五月初旬から市内各地の水源の里からのフキ計約七百キロが持ち込まれている。緑土の従業員や地元住民が水洗いしたフキを裁断機で三センチほどに細かくして塩漬けする作業に励んでいる。塩漬けしたフキは三カ月寝かした後、しょうゆなどで煮詰める。

 フキだけのつくだ煮も販売している。問い合わせはあやべ温泉TEL0773(55)0262。

【2009年5月20日掲載】