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NGO・気候フォーラムが報告会 政府は議長国の自覚を 地球温暖化防止京都会議の成功を目指す全国百五十のNGO(非政府組織)で作る「気候フォーラム」は十八日、七月末からドイツで開かれた京都会議の準備会合についての市民報告会を京都市中京区で開いた。事務局長の浅岡美恵さん(弁護士)は「議長国の日本が京都会議の成功を妨害している、という各国の不信感がさらに強まっている。政府は早急に温室効果ガスの削減目標とその達成期限を明らかにし、リーダーシップを発揮すべきだ」と訴えた。 市民報告会には、約五十人が参加した。浅岡さんによると、準備会合には日本のNGOから浅岡さんら十人が参加し、各国の会合出席者らから情報収集を行った。 会合の期間中に、日本が米国との秘密交渉で、温暖化対策の二〇一〇年以降への先送りなどを提案していたことが報道され、会合では、その真意をめぐってさまざまな議論が交わされた。なかでも世界的なNGO「気候行動ネットワーク」の英文ニュースレターでは「日本は京都会議キラーか」と批判され、政府代表者が会合の席で釈明に追われる異例の事態になったという。 報告会ではこうした経過を報告した後、京都会議の成功のために、橋本竜太郎首相が十二月の会議の際に議長を務めることなどを求める署名活動を行うことも表明した。署名活動は会議百日前の今月二十三日から全国で行う予定。浅岡さんは「日本政府は、今回の準備会合でも自国の考えを明らかにせず、EU案を批判するなど失態を重ねた。橋本首相は、自ら議長席に座るつもりで会議に取り組むべきだ」と話している。 |