Kyoto Shimbun 1997.9.10 【UNFCCC-COP3/KYOTO】

 地球温暖化 ストップ
 「滋賀県は積極的な役割を」
 びわ湖自然環境ネットワーク  知事あて要望書

 滋賀県内の環境保全団体でつくる「びわ湖自然環境ネットワーク」(寺川庄蔵代表幹事、二十八団体加盟)が九日、滋賀県に、「県はもっとCOP3(地球温暖化防止京都会議)に積極的な役割を発揮してほしい」とする要望書を稲葉稔知事あてに提出した。この要望に県は「京都に冷たくしているわけではない」として、今年度九月補正予算案で啓発事業を盛り込むなどの姿勢を見せている。

 要望書は寺川代表幹事、近藤学滋賀大助教授ら四人が県秘書課に提出。要望書で同ネットワークは、今年十二月に京都市内で開催される京都会議を「実効ある地球温暖化防止の重要な会議」と位置づけ、「水環境保全など環境熱心県の存在を内外にアピールしてほしい」などとしている。

 具体的には、▽会議の成功に向けた県民意識啓発キャンペーンの実施▽滋賀県版の二酸化炭素削減のための数値目標の設定と行動計画の策定▽湖周道路でのノーカーデーの設定などをあげている。

 これに対して、県環境政策課は「お隣りの京都で開かれる会議であり、最大限、支援したい。すでに九月補正予算案にも事業を盛り込んでいる。独自の数値目標の設定も、出来れば来年度には示したい」と、少々あわてながらも、京都府や京都市に気配りの姿勢をのぞかせている。


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