Kyoto Shimbun 1997.9.9【UNFCCC-COP3/KYOTO】

 先進国 ガス率先削減を
 京都会議向けアピール エコ・アジア会議閉幕

 アジア各国の環境大臣クラスが出席し神戸市で開かれていたアジア・太平洋環境会議(エコアジア’97、環境庁など主催)は八日、十二月の地球温暖化防止京都会議の成功に向けた議長特別アピールを採択し、閉幕した。

 エコアジア’97にはアジア・太平洋十九か国の環境相級と、経済協力開発機構(OECD)など十一の国際機関の代表が出席した。 七日からの会議では、急速な経済発展に伴い増加している、アジア・太平洋各国の温室効果ガスの削減対策や公害防止について話し合い、先進国と発展途上国が環境保護のための政策づくりや実施について、どのように協力していくかについて議論が交わされた。

 京都会議の成功に向けた議長特別アピールには、先進国は、率先して温室効果ガスの削減に取り組むことのほか▽途上国も気候変動の緩和に努力する▽先進国は、気候変動問題で途上国の支援を強化する―などが盛り込まれた。

 アピールのとりまとめでは、韓国、中国が「アピールの内容を政府内で詰める時間がなかった」ことを理由に採択に反対。これに対し、フィジーが「いま温暖化対策に手を付けなければいけない」と反論したため、アピールを採択するのでなく、議長がまとめるという形にすることで、韓国などの理解を得た。


▲NEWS BACK NUMBER▲  ▲INDEX▲