Kyoto Shimbun 1997.9.30 【UNFCCC-COP3/KYOTO】

 NOx幹線道路沿い高濃度
 京の小、中、養護261校が環境調査 HPで発信

 京都市内の市立小、中、養護学校などが、インターネットを活用して今年夏に実施した地球規模の環境調査の結果が、まとまった。結果は専用のホームページに掲載されており、市教委は、12月の地球温暖化防止京都会議に向けて、環境問題への関心を高める学習資料として利用を呼びかけている。

 環境調査には、全国の小、中学など約千校と世界50余りの国・地域の学校85校が参加。京都市内からは計261校が加わり7月初旬から中旬にかけて、自校の校庭のほか学校近くの緑の多い場所や道路際で、酸性雨や地球温暖化の原因の一つとされる窒素酸化物(NOx)の濃度を簡易測定器で調べた。この結果をNTTの情報教育のインターネット事業「こねっと・プラン(子供ネットワーク)」のホームページを通じて発信した。

 すべての学校が同一条件で一斉に調査した測定値ではないが、結果をみると、日本や欧米、東南アジアの都市部で高濃度の窒素酸化物が測定された。京都市内では、左京、右京区北部や西京区西部など比較的緑の多い地域で測定値は低かったが、自動車の通行量が多い市内幹線道路沿いでは高い数値を示した。車の排気ガスと窒素酸化物の関連や、緑の大切さなどを子どもたちに伝える結果となっている。


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