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「原発推進」提案参加国が猛反発 日本政府代表団が“勇み足” ボンの特別会合作業部会 【ボン28日地球環境問題取材班 日比野敏陽】地球温暖化防止京都会議に向けてボン市内で開かれている特別会合で、日本政府が温暖化防止対策のひとつとして原子力発電の推進を京都議定書の条文に盛り込もうと提案、参加各国の強い反発に遭い、即座に取り下げていたことが二十八日、分かった。 日本側の提案は、各国が取り組むべき具体的な温暖化防止策を話し合う作業部会で行われた。植林の推進や公共交通の充実、自然エネルギーの普及、エネルギー価格政策などが盛り込まれた議長案について審議中に日本代表団が突然、「非化石燃料との文言を条文に入れてはどうか」と、原発の推進を示唆する言葉を盛り込むよう提案した、という。 しかし、マレーシアやフィリピンが「原発については、各国の意見の隔たりが大きい。議長国が議論を紛糾させるような議論を持ち出すべきでない」と強く反論し、石油消費の減少を恐れるサウジアラビアなども批判を展開した。欧州連合(EU)など先進国からの援護発言もなく、日本は一言だけで提案を取り下げざるをえなかった、という。 日本政府は「二〇一〇年までに温室効果ガスを原則五%削減しようという日本案を国内で達成するには、原発二十基の増設が不可欠」としており、原発の安全性を疑問視する環境保護団体から強い批判を浴びている。
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