Kyoto Shimbun 1997.12.6 【UNFCCC-COP3/KYOTO】

 まず先進国が排出削減を
 NZ案に批判相次ぐ

 地球温暖化防止京都会議で、発展途上国にも将来、二酸化炭素(CO2)など温室効果ガスの排出を抑制するよう求めるニュージーランドの決議案が提案されたことに対し、環境保護団体からは五日、「先進国がまず、排出削減をすべきだ」と批判の声が相次いだ。

 国際環境保護団体グリーンピースは「京都議定書交渉にとって、破壊的な結果をもたらす可能性がある」と指摘。南北関係の緊張を懸念し「大木議長は、提案の提出を阻止すべきだった」と、途上国の参加問題に関する討議の即時中止を求める声明を出した。

 また、気候フォーラムの浅岡美恵事務局長も「この時期に途上国の義務化を持ち出すことは、議定書採択を困難にする。先進国が最後までこの提案に固執するとは思えないが、交渉を前進させるため、早く撤回すべき」とコメントした。


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