Kyoto Shimbun 1997.12.6 【UNFCCC-COP3/KYOTO】

橋本首相への緊急提言で記者会見する愛知与党COP3プロジェクト事務局長(国立京都国際会館)
 待機電力削減を
 温室効果
 ガス対策
与党3党、緊急提言
 与党三党COP3(地球温暖化防止京都会議)プロジェクトは五日、京都会議に提案中の政府案に追加する温室効果ガス削減対策をまとめ、橋本龍太郎首相に緊急提言した。京都市左京区の国立京都国際会館で会見した愛知和男同プロジェクト事務局長は「この対策をもとに京都会議を実効力のある国際的な合意に結びつけてもらいたい」と話した。

 削減対策は民生、エネルギー転換、運輸の三部門十三項目で構成され、待機電力削減の国民への啓発や家電製品の低待機電力型化の法的義務づけ、自動販売機の夜間運転停止や終夜スーパーの夜間営業の見直し、自然エネルギー研究開発に対する税制上の優遇措置などを盛り込んでいる。

 会見に同席した環境NGOの気候フォーラムは、三党プロジェクトの削減策について、「これを実行に移せば、二酸化炭素の排出量は一〇%削減できると試算している」と述べたが、愛知氏はプロジェクトが示した提案と京都会議で焦点になっている削減数値の関係について言及を避けた。


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