Kyoto Shimbun 1997.12.7 【UNFCCC-COP3/KYOTO】

 あすから閣僚級折衝

オーストラリアのロバート・ヒル環境相(左から2人目)は6日夜、京都宝ケ池プリンスホテルで開かれた歓迎パーティーで、「日本と協力していい結果を出したい」と前向きの姿勢を強調した。            
 京都市左京区の国立京都国際会館で開かれている地球温暖化防止京都会議は八日から閣僚級の折衝に入る。各国の閣僚らは六日から入洛し、京都議定書採択に向けた非公式折衝が始まった。

 閣僚級の本会議は八日午前十時から九日まで二日間の日程で始まり、約百二十カ国の環境問題担当の閣僚らが出席する。橋本首相、ゴア米副大統領、コスタリカ大統領、ナウル大統領らがあいさつし、小渕外相らが歓迎の言葉を述べたあと、各国代表が温暖化対策をめぐって討論する。討議は夜も続けられる。

 八、九の両日は、外相、、環境庁長官と米国主催のレセプションも国立京都国際会館内で開かれる。

 京都会議はこれまでの事務レベル協議で、温室効果ガスの削減数値目標の過剰達成分を売買する「排出権取引」など技術的問題について先進国間で大筋合意に達したものもあるが、先進国の温室効果ガスの削減数値目標や、途上国の削減義務などの問題では隔たりがあり、閣僚級会議で議定書の採択へに向けての大詰めの折衝が行われる。


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