地球温暖化防止京都会議の米国代表団のオブザーバーの米国下院議員団(ジェームス・センセンブレナー団長、十四人)の十一人が六日、入洛して、京都市左京区の国立京都国際会館で記者会見し、京都会議の交渉や議定書を批准する米国議会での妥協の可能性も示唆した。 J・センセンブレナー団長(共和党)は「現実的な合意が必要だ。そうでなければ(温暖化防止の)振り子が逆に動きかねない」と、各国が合意できる議定書の取りまとめに期待を強調した。 G・ブラウン議員(民主党)も、途上国の削減義務づけを議定書批准の条件とする上院決議について「米国にも政治力学があり、動くこともあり得る」と言及。「政府は〇%削減の安定化を主張しているが、削減目標の妥協もあり得る」と語り、途上国の排出抑制などを条件に挙げた。 また、H・ワクスマン議員(民主党)は、米国が主張する排出権取引について「厳密に行われなければ意味がない。途上国を身代わりにする『柔軟性』の導入はいけない」と柔軟な考えを示した。 一行は十一日まで京都に滞在、米国提案の理解を求めるため、各国代表団と意見交換を続ける。 |