Kyoto Shimbun 1997.12.9 【UNFCCC-COP3/KYOTO】

 100年後の未来人? 世界の若者演じる

未来人にふんし、CO2排出量の削減を求めた「タイムマシーン企画」(国立京都国際会館)

 「京都会議でCO2排出量の増加を許してはならない」―と、温暖化が進行した百年後の地球からやって来た未来人たちが八日、京都会議会場の国立京都国際会館前でCO2削減を訴えた。

 実は、世界の大学生の環境NGO「Cool 
Earth」のメンバーによる、「タイムましーん企画」と名付けたパフォーマンス。温暖化の影響を受ける将来の若い世代の視点を忘れないで―との願いと、物言わぬ動物たちの声を代弁した。  日本や韓国、アメリカなどの学生百五十人が、古新聞で作った腰みの姿で登場。気温上昇で、薄着になった未来人を演じてみせた。

 この日は、橋本竜太郎首相やゴア米副大統領が会議に出席。仮装したメンバーたちは、「生命が輝く未来をください」と書いた横断幕の前で、実効性のある議定書の採択を求める歌やダンスなど、派手なパフォーマンスを繰り広げた。

 久保田崇代表(21)は「僕らは国境を超えたところで行動した。ぜひ、橋本首相にも、国と国の争いを超えたところで、リーダーシップを取ってほしい」と話した。


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