Kyoto Shimbun 1997.12.10

 特定フロン破壊 算入の新提案
 日本が検討

 地球温暖化防止京都会議で議論されている温室効果ガスの削減目標に関連して、日本政府が、すでに生産が全廃された特定フロンのCFC(クロロ・フルオロ・カーボン)の破壊を、温室効果ガスの削減として算入する新提案を検討していることが十日、分かった。

 CFCの破壊を算入すれば、日本にとって温室効果ガスの削減数値目標をより高く設定できるうえ、遅れている国内のCFC回収を促進するメリットもある。日米欧の三極間協議で取り扱いを決めるが、一部の国はCFC破壊の算入に反対しているという。

 CFCは、電子機器の洗浄や冷蔵庫の冷媒として使用されたフロンガスの一種。オゾン層を破壊することから、一九八七年に採択されたモントリオール議定書で生産が全廃された。二酸化炭素の四千―一万倍の温室効果がある。


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