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「今後の方向性示せた」
エ議長会見 京都議定書の採択が事実上決まったことを受けて、ラウル・エストラーダ全体委員会議長は記者会見し、徹夜審議の疲れをのぞかせながらも「困難なときもあったが、私は常に楽観的だった。満足している」と笑顔で語った。 先進国全体で五・二%削減という削減目標について、同議長は「何もしない場合より三〇%も削減できることになる。産業や民間部門にも、今後の方向性を示す事ができた」と評価。 時間切れが迫る徹夜の審議では大胆な議事手腕を発揮。「議事は本能とカンでやるものだ。壇上から、この条項は本当に反対が多い、これはイケると、分かる」と語り、排出権取引や途上国の参加など、紛糾が予想された条項で、各国の意見や注文をバッサリ切り捨てた場面を振り返った。 議長は「京都会議で三キロ体重が減った。妻が喜んでいるよ」と記者を笑わせ「アルゼンチンに帰って、新しい仕事に取り組みたい」と衰えぬ意欲を示した。
同議長は一九九五年四月の第一回締約国会議(ベルリン)で、第三回会議で議定書を採択することを決めて以来、議定書づくりのための特別会合議長を一貫して務めてきた。 |