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京都会議で削減決定の3ガス 温暖化防止案に含めず 環境庁が方針目標達成に支障も 環境庁は17日までに、温暖化防止京都会議で削減目標が決まった二酸化炭素(CO2)など6種類の温室効果ガスのうち、ハイドロフルオロカーボン(HFC)など3種類を、今国会への提出を目指している「温室効果ガスの規制などによる地球温暖化防止法案」(仮称)の削減対象ガスに含めない方針を固めた。規制が遅れることで削減目標の達成に支障が生じる恐れも出てきた。 対象外にするのは、冷媒やスプレーの噴射剤に使われるHFCのほか、プリント基板のエッチングなどに使うパーフルオロカーボン(PFC)と電気絶縁用ガスに使用する六フッ化硫黄。 環境庁は「今国会への法案提出期限は3月10日で、HFCなど3ガスの排出削減対策など詰める時間がないため」と説明している。 政府は京都会議で決まった温室効果ガス6%削減を達成するため、排出量をCO2、メタン、亜酸化窒素は2.5%%削減し、HFCなど3ガスは2%増以内に抑える考え。3ガスについて通産省は独自の指針を作り、業界に自主的に排出量を削減してもらう方針を固めているが、成果が上がるかどうか疑問の声も出ている。 環境庁は「自主的な取り組みだけでは限界があるので、将来は3ガスの排出も法律で規制する必要はある」としている。導入すべき対策では(1)生産や充てん時の漏えい防止(2)噴射剤など代替品があるものについては使用を規制(3)回収後のリサイクルや破壊―などを挙げている。 1995年のCO2など温室効果ガス6種類の排出量のうち、HFCなど3種類の合計は3.4%を占める。90年に比べ排出量は六フッ化硫黄が4.5%減ったほかは、HFCが32.2%、PFCが137.8%それぞれ増えている。今後も排出量の増加が予想され緊急の対策が必要とされている。
6%削減対策 |