Kyoto Shimbun 1998.7.31

 温暖化防止
 キョウトの経験、知恵生かして

フォード代表(左)と浅岡代表
(6月上旬、ドイツ・ボン市)

 締約国会議
 今 秋 開 催
アルゼンチンの市民ら
  本社にメッセージ   連帯呼びかけ

 昨年十二月の地球温暖化防止京都会議に続いて今年十一月にアルゼンチンで開かれるブエノスアイレス会議(COP4、気候変動枠組み条約第四回締約国会議)を市民レベルで支えようと、京都会議で活躍した市民団体・気候フォーラム(京都市、現・気候ネットワーク)の活動趣旨を受け継ぐ市民組織が、現地で結成され、このほど京都市民に連帯を呼びかけるメッセージが京都新聞社に寄せられた。

 市民組織は六月下旬、アルゼンチン内外の環境団体や市民グループが集まり、結成総会が開かれた。温暖化防止を誓う意味で「きれいな大気のフォーラム」と名付けられた。ブエノスアイレス会議までに、地球環境問題に関する勉強会をアルゼンチン国内の各地で催し、温暖化防止の啓発に努めるほか、九月には中南米諸国から市民代表を集め、国際シンポジウムも計画している。

 結成に先立つ六月上旬、ドイツで開催されたブエノスアイレス会議の準備会合では、気候ネットワークの浅岡美恵代表が「きれいな大気のフォーラム」のアルベルト・フォード代表(55)に会い、同会議の成功に向けて市民組織の役割に期待し激励した。

 フォード代表はこのほど電子メールで京都新聞社にメッセージを寄せ「京都の人々がブエノスアイレス会議に関心を持ってくれることは大変な喜び。国家だけでなく企業やメディア、そして市民の参加がなければ、会議を成功させ、温暖化の脅威を取り除くことはできない。京都会議を成功させたキョウトの経験と知恵で、われわれを助けてほしい」と、京都市民に連帯のエールを送っている。

 京都会議での気候フォーラムの活動は京都府、京都市、京都経済界、市民などの資金援助によって支えられた。「きれいな大気フォーラム」の悩みは活動資金不足で、フォード代表は「各国からの市民代表を招くための飛行機やホテルの費用を援助してくれる企業や団体はないでしょうか」と、国内外の支援情報を求めている。


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