Kyoto Shimbun 2000.1.25 トップひと言

 不動産投資期待熱く
   安田信託銀行副社長 衛藤 博啓さん
 昨年6月末、富士銀行副頭取から現職に就任、ほぼ半年が経過した。「富士銀行との連携を強め、共同店舗化も軌道に乗り出した。互いに補い合えるメリットが出てきている」と話す。

 年金、証券管理業務は、昨年十月に設立した第一勧業富士信託銀行に営業譲渡したが、得意の事業用不動産仲介が順調に推移。「まだ回復とは言えないが、地価は底値圏と見られている。投資、収益物件としてビルなどの需要が出始めてきた。富士銀行の営業基盤を通じて毎月400〜500件の情報が寄せられている」と説明する。

 不動産市場に対する豊富な情報、実績を生かし、「本当の意味でのプライベートバンキングを目指したい。日本の富裕層の7割以上が不動産で資産を保全。不動産をいかに有効活用できるかがポイント」と意欲的。

 今年の景気について「企業が体力を取り戻し始めた。新たな投資に向かうのは、早ければ今夏から」と予測。「株価も高く、個人の流動性預金も大きくなっており、今後投資は活発に」と期待する。


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