| 「赤ちゃんが笑わない」ワケ | ||||||||
|
赤ちゃんにめっぽう弱い。あのキャッ、キャッと喜ぶ笑顔が大好きだ。電車やバスの中で母親に連れられた赤ちゃんを見ると、つい「いないいないばー」とやってしまう。ところが最近、笑わない赤ちゃんが増えている。どことなく表情も硬い。いったい、「天使のほほ笑み」に何が起きているんだ。 (社会部 国分浩幸)
「他人だけでなく、母親に対しても笑わない子が増えているんですよ」。京都市中京区の託児所「こどものくにTONTON」の保母さん(27)は最近の傾向をこう話す。別の保母さん(30)も「母親が迎えに来ても、無表情のままの赤ちゃんがいる。エッ、って驚くことが多くなった」と感じている。
サイレントベビーのはっきりした数や実態は分からないが、育児経験の浅い母親が「おとなしい良い子」と勘違いしているケースもあり、潜在的な数は相当多いとみられている。
母親との触れ合い不足
初めての子どもを母乳で育てている中京区のお母さん(26)は「肌と肌が触れるし、お乳をあげている間ずっと話しかけているのがいいみたい」と表情も柔らかい。
赤ちゃんが笑えば、周囲がぱっと明るくなり、幸福な気分が広がる。どうか、街中に天使のほほ笑みを。
|