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都大路に王朝絵巻
京都三大祭りのトップを飾る葵祭が五月十五日、京都市内で繰り広げられた。平安時代の装束をまとった行列が、新緑の都大路を歩き、沿道では約三万三千人(午前十一時現在、京都府警調べ)が王朝絵巻に見入った。
葵祭は、六世紀に凶作が続いたため、天皇が下鴨、上賀茂両神社に勅使を送り豊作を祈ったのが始まりとされる。天皇に代わって両神社に仕えた皇女の斎王ももうでたといい、この様子を斎王代列として再現している。
今年は香淳皇后の大喪儀期間中で主役の一人、勅使は参加を見合わせたが、行列は例年通り総勢五百十一人、牛馬計四十頭で構成。午前十時半すぎ、京都御所(京都市上京区)の建礼門前を出発し、衣装や牛車に飾られた葵の葉を揺らしながら進んだ。
下鴨神社(左京区)では、十二単姿の斎王代・加島慶子さん(25)が初めて腰輿(およよ)を降りて境内を歩いた。沿道を埋めた人たちから華やかな姿に歓声が上がった。
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