無病息災 ほっこり飲む「大福茶」

 元旦の日、新たに始まった1年の招福息災を願いながら飲むのが「大福茶」だ。梅、結び昆布、山椒の実などを湯、または緑茶に入れる。「口に入れる最初の食べ物として」「雑煮の後に」など、家によって飲み方は違う。京都は茶道が盛んな地域であることから、井戸でくんだ若水を使うというこだわり派も多い。年末になると、お茶を扱うお店では、神社で祈願した緑茶や、あらかじめ梅ぼしを一緒に入れた大福茶セットなどが並び、迎春ムードが漂う。

【ガイド】大福茶に欠かせないのが梅だ。京都では多くの家庭が、毎年「事始め」の12月13日に北野天満宮で授かる「大福梅」を使っている。神社では境内で採取した梅を塩漬けにしている。収穫量は例年約3トン。授与は午前8時半から、終い天神(25日)のころまで行われる。

【アクセス】北野天満宮」(京都市上京区馬喰町)。京都市バス「北野天満宮前」下車すぐ。京福電鉄「白梅町」駅から徒歩5分。

【電 話】075-461-0005


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