祇園祭は17日、クライマックスの山鉾巡行を迎えた。コンチキチンのお囃子(はやし)が響く中、豪華な懸装品に飾られた山鉾32基が、夏の日差しに輝きながらゆっくりと進み、京都市の都大路を華やかに彩った。週末とあって、沿道には観客20万人(正午現在、京都府警調べ)が詰めかけた。
午前9時、先頭の長刀鉾が、「エーンヤーラーヤー」の掛け声とともに下京区四条通烏丸を出発。続いて太子山、伯牙山などが次々と動き出した。四条通麸屋町では、長刀鉾の稚児岡慶治郎君(9つ)が注連縄(しめなわ)を鮮やかに断ち切った。