|
【七仲間】
火祭りをとり行う住民組織で、7仲間によって儀式に沿った順序で進める。
 |
| 「由岐神社例祭 鞍馬の火祭」冊子から |
大惣 仲間(おおぞうなかま)
名主 仲間(みょうしゅなかま)
宿直 仲間(しゅくじきなかま)
僧達 仲間(そうだちなかま)
大工衆仲間(だいくしゅうなかま)
太夫 仲間(たゆうなかま)
脇 仲間(わきなかま)
【正装束】
船頭篭手(せんどうごて)・・・船頭の強い腕力を表す
締込み(しめこみ)・・・相撲力士の強い力を表す
脚絆(きゃはん)・・・飛脚の速く強い足を表す
武者草鞋(むしゃわらじ)・・・武士に次ぐ地位を表す
南天の小枝(なんてんのこえだ)・・・魔よけ(難を転ずることから)
【豆知識】
・柴分け
9月中ごろ、火祭り役員40−50人が洛北の山に入り、5月から6月に刈り取っておいた柴の束を由岐神社のお旅所に集め、各家に配る。
・宵宮際
火祭りの一週間前の祭り。午後8時、由岐神社本殿前に保存会役員らが集まり、祭りの無事を願う神事。各組頭は長さ1メートルほどの松明をかかげ参加する。
・いみさし
宵宮祭でおはらいを受けた「さかき」を名主仲間が鞍馬の各戸にさして巡る。
・神事触れ
火祭りの始まりの合図。「神事にまいらっしゃーれ」との呼び掛けを繰り返し回る。これを合図に各戸のかがり火に火が入る。
・諸礼
各仲間が山門前へ巡行していく道中、待機している仲間が列に参加するときに行う儀式。むかし、由岐大明神を村人が迎えた名残りといわれている。
・本田楽
注連(しめ)縄切り終了後、神輿の渡御が始まるまでに行われる。名主仲間の子供が神輿の前を行ったり来たりしながら舞う。
・チョッペンの儀
神輿が鞍馬寺山門前の石段を豪快に下りるとき、神輿の前の担い棒に足を逆さ大の字形にぶら下がる。鞍馬の成人式の名残とされる。
・宿
各仲間が待機する仲間の会所。神道具をまつり、各仲間の神事の出発点となる。
・松明の種類
5月から6月、洛北の山に入りツツジの柴切りを行い、束にして山中に集めておく。夏を越した8月下旬に再び、山に入って枯れた柴束から葉などを落とし、9月中ごろに由岐神社お旅所に運び込む。
祭りが近づく10月上旬に各戸はこの柴束を使って松明を作り上げる。作り上げる松明は総数百数十本になる。
大松明
大人2、3人が担ぐもっとも大きな松明。長さ4メートル近く、重さ約100キロ、直径は最大で1メートル。
中松明
中、高校生が担ぐ。重さは60キロほど。
小松明
小学生が持つ。重さは約30キロ。
トックリ
幼児が持つもっとも小さなもの。とっくりに形がにていることからその名がついた。
神楽松明
優美で大きな松明。現在は、鞍馬が4つに分かれていた時の名残で4本作られる。祭りの最後にお旅所で燃やされる。
|