祇園祭お菓子マップ
ちまき麩 宵山だんご  
したたり 鉾調布 祇園ちご餅 行者餅
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 祇園祭で配られる粽(ちまき)は、厄除けのために玄関などにつるしておくもので、中は空洞です。なぜ食べられないのか?という観光客の声を受けて、黒主山保存会の大田正樹理事長が発案し、2006年から山鉾で唯一食べられる粽を出すようになりました。
 黒糖であっさりと味付けした生麩を笹の葉で包み、真夏でも傷まないように真空パックで包装しています。さらに手さげの袋に保冷剤を入れて持たせてくれます。
 販売は午後5時からですが、お昼ごろから行列ができ、早々に完売してしまうことも。1日100本限定で販売予定(1人2束まで)。
ちまき麩
ちまき麩


買える場所:黒主山(京都市中京区室町通三条下ル)
期間:7月14−16日午後5時から
価格:1200円(1束=3本入り)
問い合わせ:075-221-2800(財団法人黒主山保存会)


 黒主山では、「黒」を取り入れた授与品を数多く用意しています。生地やあんに黒ごまを練り込んだ生八つ橋「黒のおたべ」(650円)は、祇園祭限定の黒主山パッケージで販売します。竹炭入りのあぶらとり紙や、黒地に赤のデザインが映えるうちわ、Tシャツや手ぬぐいなども人気。

その他
左=竹炭入りのあぶらとり紙、右=うちわ

 

 薄く焼いたカステラ風の生地で求肥(ぎゅうひ)を包み、鮎の姿をかたどった焼き菓子。
 占出山(うらでやま)は、別名「鮎釣山(あゆつりやま)」と呼ばれ、日本書紀に記された神功皇后(じんぐうこうごう)の伝説を信仰に持っています。このお菓子は、皇后が戦争の勝敗を釣りで占ったところ、鮎が釣れる「吉兆」があった、という故事に由来しています。
 また神功皇后は、身重の体で戦に行き、無事に生還して出産した、という伝説から占出山には安産の御利益があるとも言われています。
 製造元の大極殿本舗では「桂川 若あゆ」として、夏季限定で販売しています。


買える場所:占出山(京都市中京区錦小路通室町東入ル)
期間:7月13日夕〜16日(無くなり次第、販売終了)
価格:1000円(5本入り)
問い合わせ:075-221-3323(大極殿本舗:京都市中京区高倉通四条上ル)

吉兆あゆ
 

 白みそ入りのこしあんを求肥で包んだもち菓子。名水「醒ヶ井」を使って作られています。薄紅色の団子は、一つ一つに八坂神社の紋が焼き印されています。三角屋根の箱に入った団子は、鉾にちょうちんがともされている様子を表現。中には厄除け招福の札も添えられています。


買える場所:月鉾(京都市下京区四条通室町西入ル)、四条傘鉾(京都市下京区四条通西洞院西入ル、亀屋良長(京都市下京区四条通堀川東入ル)など
期間:7月14−16日(月鉾、四条傘鉾)、7月9−15日(亀屋良長など)
価格:1365円(1箱10個入り)
問い合わせ:075-221-2005(亀屋良長)

宵山だんご
 

 菊水鉾の茶席で使われるお菓子として知られています。したたりが作られたのは38年前。茶席には、もともと普通の季節の生菓子が提供されていましたが、「祭のお菓子として喜ばれるものを」と保存会役員と菓子店主人の西井新太郎さん(69)らが工夫をこらしました。夏の冷菓、金玉糖(きんぎょくとう)を参考にしたもので、寒天に粗目(ざらめ)、水飴(みずあめ)のほか、黒砂糖を加えて煮詰め、棹に流して固めたお菓子です。銘は鉾の伝説で、菊からしたたるつゆを飲み長寿を保ったといわれる菊慈童にちなんでいます。祭の期間中、多いときには1日5、600本が売れるそうで、西井さんは「最初はここまでになるとは思っていなかった。祭に定着してよかった」と喜んでいます。


買える場所:亀廣永(京都市中京区高倉通蛸薬師上ル)
期間:通年
価格:1050円(1本)
問い合わせ:075-221-5965(亀廣永)

したたり
 

 鉾の屋根をかたどった焼き菓子。薄く焼いたスポンジ生地には、京都の名水「醒ヶ井」が使われていて、表面には八坂神社の紋が焼き印されています。粒あんと求肥の2種類の味があります。


買える場所:亀屋良長(京都市下京区四条通堀川東入ル)など
期間:7月9−15日
価格:231円(1個)
問い合わせ:075-221-2005(亀屋良長)

鉾調布
 

 今は長刀鉾にしか残っていませんが、昔はどの鉾町の稚児も八坂神社にお参りして、神の使いの資格を授かる儀式がありました。その帰りに稚児は、行列に参加した人たちに楼門前の茶屋でみそだれを付けたもちと飲み物を振る舞った、といわれています。大正時代の初め、稚児の世話をしていた菓子店の主人がこのエピソードをヒントに、甘く炊いた白みそを求肥で包み、氷餅をまぶしたお菓子を考案しました。3本のちご餅が竹皮模様の紙に包まれ、3色の短冊で飾られています。


買える場所:三條若狭屋(京都市中京区三条通堀川西入ル)
期間:通年
価格:315円(3本入り)
問い合わせ:075-841-1381(三條若狭屋)

祇園ちご餅
 

 年に一度、宵山の日しか買うことができない貴重なお菓子。1806年、店の先代が奈良・大峰山で修行中に、夢の中で授かったお告げをもとに作られたと伝えられています。この餅は、無病息災を祈るため、かつて店があった場所の近くにある役行者山に供えられます。お菓子は、小麦粉の生地を薄く焼いた皮に、もちと粉さんしょうを混ぜた白みそをのせて折りたたんだもの。修験者が身にまとう篠懸(すずかけ)を畳んだ形に似せられています。行者餅を作る際は、作業場をはらい清めてから行われるそうです。


買える場所:柏屋光貞(京都市東山区東大路通松原上ル)
期間:販売は7月16日のみ。7月1日−10日の間に予約する。
価格:350円(1個)
問い合わせ:075-561-2263(柏屋光貞)

行者餅

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情報掲載日:2008.7.1