Kyoto Shimbun 山野草
本州から沖縄まで、やや湿り気のある道端や水田の畔(あぜ)、溝の縁などにみられるキク科の1年草。名は、人名の「高三郎」にあやかった、との説もあるが定かではない。 葉は長さ3〜10センチ、幅0.5〜2.5センチと細長く、対になってつき、その付け根から枝を出す。高さ20〜70センチの直立した姿となり、茎や葉には短い毛があってざらつく。7月から10月にかけ、茎の先に付く約1センチの花は、中心部に緑白色で筒状の小花が、周囲に白く細長い花びらのある小花が多数並んでできている。花後に見られる実の形は、さまざまな連想をさせてくれ、面白い。 薬用には、開花期に全草を採取し水洗い後、日干しにする。1日量は3〜10グラム、水600ccで二分の一量になるまで煎(せん)じたものを服用すると血尿や血便の止血などに良いとされる。 (わち山野草の森・山田 義法)
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