Kyoto Shimbun 山野草
  シソ  


香味野菜として定着

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梅干しや薬味などでおなじみの赤ジソ、青ジソなど香味野菜として親しまれている

 香味野菜として、また薬用として親しまれている中国南部原産の1年草。高さは30〜80センチで全草に芳香がある。

 濃い紫色の葉は長さ7〜12センチ、縁に細かい切れ込みがあり、2枚ずつ対になる。夏から秋にかけ、枝先に白または薄紫色の小さな花が穂になってつき、褐色の小さな種子ができる。葉の色や形状の違う仲間にアオジソやチリメンジソ、アオチリメンジソがある。

 日本に入ってきた当初、灯火用として、種子から採ったシソ油が盛んに使われたが、ナタネ油の登場以降は、食用や薬用へと用途が移った。

 生葉を200グラム、氷砂糖1カップを焼酎1.8リットルに約3カ月漬けたシソ酒は、神経の高ぶりを抑え、乾燥葉や種子は、風邪などに薬効があるとされる。梅干しや薬味などでおなじみの赤ジソ、青ジソで、新しい用途を工夫するのも面白いのでは?

(わち山野草の森・山田 義法)


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