Kyoto Shimbun
山野草
秋の七草の一つとして有名なキキョウ。草丈は、50センチ〜1メートルになる多年草だ。花の色は青紫色のつり鐘形で5枚の花びらがある。 7月から9月まで花が咲く。また、1回目の花が終わったら、茎の先端を摘み取る摘心を行うと、草丈は低くなるが10月まで花が咲く。茎、葉、根を傷つけると白色の液を出す。変異種に白花がある。
また、草丈が5〜15センチにしかならない品種のキキョウがアポイギキョウといわれる。欧米でも人気があり、紙風船のようなつぼみの形からか、バルーン・フラワーと呼ばれる。 肥料を多く与えると、大きくなり、花もたくさんつくが、背が高くなりすぎるので、肥料を加減しながら大きさを調節する。挿し芽は春から夏の間に5〜8センチに切って挿す。種をまいても出るが、花が咲くまでには2、3年かかる。 夏に根を掘り出し、細かく切って日干しにして煎(せん)じて飲むと、のどの痛みやせき、化のうして痛むはれものに効くとされ、薬用に使われている。 (わち山野草の森・小川 幸子)
▲掲載順もくじ▲ ▲50音順もくじ▲ |