Kyoto Shimbun 山野草
  コニシキソウ  


目を引く赤褐色の斑紋

photo
各地の日当たりのよい畑や庭、空き地などで春から夏にかけてよく見られる

 地面をはって広がり、茎の長さが10〜25センチになるトウダイグサ科の1年草。

 北米原産で、日本へは明治中期に渡来したとされている。各地の日当たりのよい畑や庭、空き地などで春から夏にかけてよく見られる。

 名は、ニシキソウに似ているがニシキソウよりも小形であることからつけられたとされる。暗紫色を帯びた茎は、枝分かれしながら地面をはい、ところどころから根を出す。

 丸みのある楕円(だえん)形の緑葉の中央に、赤褐色の斑紋(はんもん)が目を引く。6月〜9月、淡い紅紫色の小さな花をつける。果実は球形で、白い毛が生えている。ニシキソウとの区別は、葉の斑紋が目立たず、果実の毛がないことで分かる。

 庭や畑では雑草として除草の対象とされるが、小鉢に植えたり、他の野草と寄せ植えにするとかわいらしい。

(わち山野草の森・西垣 康人)


▲掲載順もくじ▲  ▲50音順もくじ▲