Kyoto Shimbun 山野草
マメ科の多年草で、高さ0.5〜1メートルになる。日本各地の山や土手で普通に見られる。 別名をフタバハギやアズキナという。名の由来は、葉がナンテン、外見がハギに似ているところからついた。 六月から十月にかけ、紅紫色の蝶(ちょう)に似た花を咲かす。豆のさやに数個の実(種)が入っている。 岐阜県などでは、爪(つめ)で軽くちぎれるような若い葉と茎を食用にしている。試してみるなら、春から初夏にかけて、まだ新芽が柔らかい時期に採るのをお勧めしたい。味にくせがなく、比較的まろやかな味らしい。そのまま揚げたり、油炒(いた)め、汁の実、ゆでて和(あ)え物、おひたしにできるという。 花は、穂ごと収穫して、爪でしごいて集め、さっとゆでて、水気をきり、三杯酢で食べられる。 (わち山野草の森・小川幸子) ▲掲載順もくじ▲ ▲50音順もくじ▲ |