Kyoto Shimbun 山野草
  イヌガラシ  


黄色い十字の花つけ

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各地の野原や畑地、路傍などに広く生育している

 イヌガラシ(犬辛子)はアブラナ科の1年草。日本各地の野原や畑地、路傍、あぜ、空き地に広く生育している。朝鮮半島、中国、インド、フィリピンなどにも見られる。

 水田や空き地では、春先になると目立つ雑草だ。花や果実がカラシナに似ていることからイヌガラシと名前が付いた。犬薺(なずな)、畔(あぜ)大根、野芥子(のがらし)などの別名がある。

 秋に発芽して、根から葉を地表面に出して越冬するが、暖かい土地では年間を通して見ることができる。

 葉は長く楕円(だえん)形で柄があり、切れ込みがある。葉のへりはノコギリの歯のようにギザギザになっており、交互に葉が付いている。

 茎は地面のきわから枝別れして節ごとに直立する。全草に毛は無く、花の咲く時期は4〜6月に枝の先に黄色い十字の花を付ける。

(わち山野草の森・西垣康人)


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