Kyoto Shimbun 山野草
  タチチチコグサ  


茎上部に花を何段も

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北米大陸原産の1〜2年草

 褐色の小さな花がチチコグサに似ており、茎上部の葉のわきに花を何段もつけて立つ姿から、名付けられたとされる。

 約80年前、渡来した北米大陸原産の1〜2年草で、暖地の日当たりのよい道端や空き地などに見られる。日本各地に広がりつつあるが、まだあまり多くはない。

 高さは15〜35センチ。全体に白い綿毛がある。花期は5〜9月。茎が伸びる前の姿はずんぐりしており、白っぽい茎葉の先にひとかたまりの濃い赤褐色の花が目立つ。

 チチコグサも本種と同じキク科ハハコグサ属だが、全体の姿が本種より貧弱で、葉が細長く、花が茎の先に集まってつくことなどで区別できる。

 ロックガーデンに見立て、小石を配した鉢に植え付けるもよし、ドライフラワーに挑戦するもよし。どんな野草も見方、使い方次第で大変身するからおもしろい。

(わち山野草の森・山田義法)


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