Kyoto Shimbun 山野草
  ヨモギ  


腰痛や腹痛に薬用効果

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料理や薬の材料として用いられ生活とかかわりが深いヨモギ

 キクの仲間で、日本各地の日当たりの良い場所で生育する多年草で、昔から生活とのかかわりが深く、食用や薬草として利用され、多くの人が目にし、知っている植物である。

 ヨモギもち、ヨモギ風呂(ふろ)、お茶、お酒、料理、お灸の材料と幅広く利用される。ヨモギ風呂は、乾燥した葉を木綿の袋に入れ、水から沸かす。入浴中に袋で体をこすると、芯(しん)から暖まって、腰痛、腹痛、痔(じ)の痛みが薄れる効果がある。ヨモギもちは、春先に若い芽を摘んで使う。

 ヨモギは地下部にある茎でどんどん増え、また種でも増えるので、畑や果樹園では雑草防除が困難な植物とされている。葉は切れ込みが深く入り、表面は緑色で、裏は白い綿のような毛がたくさん生えている。

 夏の終わりから秋にかけて、頂部に黄褐色の小さな花が咲く。若い葉にはキク科特有の強い香りがする。

(わち山野草の森・小川幸子)


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